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2018年12月28日

2018ミライの農業をつくる3DAYSインターン【秋・冬】



秋と冬に開催された「3DAYSインターン」は、テーマはもちろん毎回特徴的な農業経営のお話を伺うことができ様々な学びを得ることができました。受講生の感想とともにお伝えします!
2018ミライの農業をつくる3DAYSインターン【秋・冬 開催レポート】

 12月、全ての「3DAYSインターン」が終了しました。このインターンは3日間の合宿型インターンで、特色ある農業をされている経営者による講義や、講義内容を元にしたグループディスカッション等を通し、受講生各々が考える農業経営像を具体化し将来に活かすことが大きな目標です。

 秋は北海道と宮城県にて開催しました(※宮崎県は台風のため中止)。北海道でのテーマは「大規模営農の世界」、宮城県でのテーマは「先端技術の活用」。特に宮城県では1粒1,000円で売れる「ミガキイチゴ」の秘密を知りたい学生が多く集まり、専門的な質問も多く飛び交いました。最終日には受講生全員がこれから目指す農業経営像について発表しました。

 冬は「新たな時代の先駆者となれ!農業経営者への道」をテーマに開催。中国と韓国からも講師をお招きし、国による農業の違いを学びました。そのほか特徴的だったことは、講師に向けて将来の農業経営像をプレゼンしアドバイスを受ける「公開メンタリング」の実施。講師も本気だからこそ厳しい意見が出ましたが、その声を受入れ改善することで成長できることでしょう。
 下記には秋・冬での学びのポイントを一部ご紹介します。これらの学びを将来に活かしてほしいと思います!


△左から、秋・北海道、秋・宮城県、冬・東京の会場にて。

学びのポイント

北海道での学びのポイント

・耕作面積560haを超える農業法人では、経営者の方が地域社会全体に目を向けている姿勢に感銘を受けた。
・自身で築いてきた大規模畜産を次の世代に継承するために考え行動する経営者の背中がとても大きく見えた。
 

宮城県での学びのポイント

・東日本大震災で津波被害を受けた農業者が、地域のために新たな農業の形を模索し経営者として奮闘する姿に心が打たれた。
・1日目のトマトハウス、2日目のイチゴハウスともに掃除が行き届きとてもきれいで驚いた。学び取る点は経営力のみならず足元にもある。
 

東京都での学びのポイント

・受講生自身の経営プランを発表し、経営者からアドバイスを受けるセッションでは、時に厳し言葉もあったが、「夢で終わらせずに、自分がやりたいと思うことには誰にも負けないよう、とことん考えぬいてほしい」というアドバイスが心に刺さった。
 

受講生の声


● 中川 慎吾くん [非農家]
関西大学
【秋・3DAYS@宮城に参加】
正直、1〜2日目は具体性がありすぎて全然分からなくて、悔しくて…でも最終日のプレゼンでみんなの農業経営者像や想いを聞いて、感激して、刺激になって、「自分もやってやるぞ!」って思いました。大学は農業と全く異なる学科にいますが、自主的に農業を学び、みんなに追いついて、追い抜こうと思います!



● 井澤 彩乃さん [農家]
栃木県農業大学校
【冬・3DAYS@東京に参加】
「公開メンタリング」で将来の農業プランを発表した際、講師の方から厳しい言葉も多く頂きましたが、課題点や具体的なアドバイスも頂けたり、他の受講生から「発表良かったよ」という励ましや自分では思いつかないアイディアも沢山頂けてとても良かったです。将来就農した際に、この経験を活かしたいと思います。



● 村山 和磨くん [農家]
なら食と農の魅力創造国際大学
【冬・3DAYS@東京に参加】
今回は、秋・宮城県で学んだ先端技術を経営の中に取り込む方法を学びたいと思い参加ましたが、講義を通し、地元・奈良県の農業にとても危機感を感じました。自家の経営だけでなく、いかに地域に貢献した農業経営をするかも考えなければならないと痛感しました。農業で奈良県を救えるよう頑張ります!

主催者

(株)マイファーム 育てる事業部
 https://agri-innovation.jp/3daysintern/



※記載情報は取材当時のものです。
※無断転用・転載・改変を禁止します。引用の際は、当社までご連絡ください。

【● 2018ミライの農業をつくる3DAYSインターン【マイファーム】の最新記事】

2018年12月26日

【実施レポート】 農業を学ぶ1Dayツアー@淡路島

地方だからこそできる仕事や働き方を現場から学ぶ1日間の「アグリビジネスフィールドワーク」ツアー。
株式会社パソナ農援隊と様々な学生団体が連携しながら企画・運営をし、全国4カ所で展開する同ツアーですが、今回は兵庫県淡路島にて開催された第1回目の様子をレポートしつつ、こうした視察ツアーへ参加する際のポイントをご紹介します!

地方のかっこいい働き方を探る!1Dayツアー

神戸駅から淡路島まで車で約1時間。チャーターバスに乗って目指す先は、「フレッシュグループ淡路島」と「北坂養鶏場」の2軒の農業経営体。

「フレッシュグループ淡路島」は島内の若手農家集団で、ハーブやスティックニンジン、リーフ類などを生産・販売しています。組織を牽引するのは代表を務める森 靖一さん。当日は、森さんと入社したばかりの若手社員さんに圃場をご案内いただきました。

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代表 森さん

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若手社員さん

早速圃場をご案内いただきましたが、思った以上に坂道が多い!
それというのも、訪問した淡路島の北部は山地だからですが、なぜか勝手に平地のイメージを持っていたので驚きました。こうした地域特性や地理を知ることも現地訪問ならではのポイントですね!

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なお、山地のため狭い農地が多いそうですが、その分、圃場ごとに細かい管理ができているそうです。圃場では、ニンジンの収穫体験をさせていただいたり、ハーブのハウスで栽培などについて教えていただきました。

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△ニンジンの収穫体験

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△ハーブのハウスにて

お昼ごはんは「のじまスコーラ」にていただきました。
この施設は廃校になった小学校をリノベーションした施設で、直売所とレストランなどが入った複合観光施設です。ランチをしながら、自己紹介や会話も楽しみました♪

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午後は「北坂養鶏場」へ。
代表を務める北坂 勝さんに、仕事内容や6次産業化、養鶏業への想いなどを伺いました。

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特徴的なのは、日本に約6%しかない純国産鶏の「もみじ」と「さくら」を飼育し採卵していること。

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まず見学したのは、直売所に併設されている平飼い小屋。
直売所に来たお客様が鶏を間近で見たり、たまご採り体験もできます。

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また、経営の主力となるケージ飼いの採卵場も見学しました。
畜産業は特に防除のため施設内に入ることは難しいので、遠目で観察。当たり前ですが、見学の際はその農場のルールに沿って見学したり、防除のために不用意に農場へ近づかないことも重要なポイントです。

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北坂さんのお話で印象的だったことは、「大嫌いな養鶏業だったが、平飼いを始めて砂浴びや抱卵をする鶏をじっくり観察することで考え方が変わった」という内容でした。
こうした言葉の中にある感情や背景を感じ取れることもツアーの魅力の一つですね。

***

やはり農業は現場から学ぶことが沢山あります。ぜひ積極的に参加してみましょう!
なお、このツアーはシリーズとなっており、2019年2月にも開催予定です。ぜひご参加ください!
情報はこちらから↓
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【新・農業人スタート】 https://pasona-nouentai.co.jp/start

*1Dayツアーは2019年2月に、福岡県・静岡県・宮城県にて開催予定。
*このツアー以外にも様々なセミナーやフィールドワークの情報を発信中!


posted by agri-mapレポート at 13:21| Comment(0) | ● 農業を学ぶ1Dayツアー【パソナ農援隊】

2018年08月10日

2018ミライの農業をつくる3DAYSインターン【夏】


2018年の夏、3DAYSインターンを開催しました!会場は、大阪(7/31〜8/2)と千葉(8/3〜5)の2会場。どのような学びがあったのか、研修生の感想とともにお伝えします!

2018ミライの農業をつくる3DAYSインターン【夏・開催レポート】

「将来、農業経営者になる」ことを目指す全国の学生たちが大阪と千葉に集まりました!

各会場で3日間行われた研修の大きな流れは、
@3軒の農業経営者の元を訪問し視察やヒアリングし、
Aそのなかで「もっと学びを深めたい!」と感じた農業経営者のもとで更なるヒアリングを重ね、
Bグループに分かれ「SWOT分析」等を活用しながら経営分析や課題解決案などを提案し、
C最後にグループワークを通して得た学びをもとに個人の将来像を発表する(任意)、というもの。



様々な経営者と接したりワークをすることで農業や経営への考え方を深めながら自分と向き合う機会になりました。何より県を超えた仲間が出来たことが大きな収穫となったようです。この経験を今後に活かしてほしいと思います!

受講生の声【大阪3DAYSに参加】


● 宇都宮 夢 [農家]
大分県立農業大学校
農業をする中でコミュニケーション能力は大切だと思います。それを身につけたいと思っていたところ、「この研修にはいろいろな人が来る」と聞いたので参加しました。研修を通し、多くの他県の人と話をしたりSNSで繋がることもできました。こうした繋がりは今後農業をする中で有利になるんじゃないかなと思います。




● 土岩 万里 [非農家]
奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校
いろんな都道府県のいろんな人の意見を少しでも取り入れたいと思い、参加しました。研修では、隣同士の奈良と大阪でも農法が違うことを知りましたが、九州の人はそれ以上に全然違いました。色んな意見を聞き過ぎて、どう活かしていこうか迷っているくらいです。とても楽しく、参加して本当に良かったです!



● 堀 いぶき [非農家]
とやま農業未来カレッジ
研修に参加して、経営の仕方や栽培方法を学ぶことができました。栽培面に関しては、富山と大阪では気候等が違いますが、応用できる部分もあると思うので、そこを活かしていきたいと思います。また、農業について学べただけでなく、県外の人ともコミュニケーションが取れて、すごく良かったです!

受講生の声【千葉3DAYSに参加】


● 佐藤 利城 [農家]
山形県立農林大学校
このインターンには、1つは知人の誘い、もう1つは、将来は親と違う作物でトップ農家になりたいと思っていますが、就農への不安もあったので何か見つけられればと思い参加しました。研修を通し、講師の農家さんの「未来を見つつ現在の改善策を立てる」点や雇用に対する考え方など、大変参考になりました!

リンク

 (株)マイファーム 育てる事業部
⇒ https://agri-innovation.jp/3daysintern/



※記載情報は取材当時のものです。
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